ヒラヘラさん
10月の日記
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10/20「旅立ち」
「これ以上悪くなったら腎不全だよ」
「入院したほうがいいねー。」
「なんかほかにもいろいろ合併した症状が出てるけど、胃もやられてるみたいだね。」
「疲労とかストレスもあるみたいだし」
・・・。
そんなこといきなり言われて取り乱さないわけないだろ!
当然パニックです。
これからどうなるんだろう私・・・。
※そういうわけで実家に帰って入院することになってしまいました。
夏からたびたび見舞われる高熱と吐き気、いや背中の痛みは風邪じゃなかったのね・・・。
今回も突然早稲田大学にて悪寒が走り、発症したわけですが、
特にひどかったもんで、もう風邪じゃねーだろ、と思っていたらこの顛末です。
うーんストレスかー。
自分でもどこにためてるんだろうなーと不思議に思っていましたが、文字通り
"おなか"のなかにためていたんですね私は♪
って笑い事じゃないです。
詳しいことはまだ検査して見ないとわかんないんですが、
いまんとこ主なものは腎臓の疾患です。
同期の皆さん、そしてガチャピンくんにはこんなに大変なときに
何の役にも立てず、本当に申し訳なく思っています。
もうー肝心なとこで詰めが甘いというか、逃げ出してしまう(逃げたくないんだけど!)
ヒラヘラですみません。
精神的には強いんですが、体があまりにも脆弱というか・・・。
ま、心もそんな強くないんですがー、なんと言うか"業が煮えたぎってる"といえば
いいんですかねー、その私の精神的な原動力みたいなものを言い換えるとしたら。
そんな感じなんで、いつでも内情は火の車といいましょうか、自分をつくる
ソフトとハードのバランスが取れてない?のでしょう。
だからちょっと修理にいってきますって感じですね。
ホント皆さん心配一切ご無用!
なんで。
今自分の前にあることに専念してください。
私もあっという間に帰っててくると思われます。
その日までお元気で〜さよーならー。
追伸 商学部2年の皆さんは授業のノートよろしく・・・
10/9「飯田橋」
法政大学に去年から通っていますが、ここはほんとに空気が乾いている。
だからいつも火曜日になると肌が渇いてぼろぼろになってしまう。
やっぱりこの東京のど真ん中には魔物が住んでいるのかな?
強い風が吹きつづけていて、人間なんてあっという間に干からびちゃうよ。
※本当に飯田橋は私にとって鬼門。
去年も肌の調子を崩すのはいつも飯田橋に来たときだった。
今年も魔の季節が始まってしまう。
キャー!!注意してもしきれないよー!!
10/8「体温の保ち方」
久しぶりに友達と会う。
相変わらずみんなそれぞれがんばってるみたいで安心する。
そして久しぶりに会っても、ちっともお互いの距離感が変わってないことに安心する。
友達にしてもなんにしても、いい関係を続けるには、お互いの持ってる
温度みたいなものが変わんないでいることが大事なのかな〜と、
寒い中友達としゃべりながらふと思った。
今日は風がほんとに冷たくて、私は空気がまったく自分と違うものだと感じる。
野菜のスープはあったかすぎて私の舌はやけどした。
でも今一緒にいるこの人たちはどうだろう?
一人がどっかに行っちゃってもぜんぜん気にならないし、一人がしゃべりすぎても
ちっともうるさくない。
多分この人たちと私は温度が一緒だから違和感を感じることがないんだ。
私がこの人たちといるときに少しでもつまらなさを感じてしまったら。
この人たちが私と会う時間を作るのに少しでも億劫さを感じたら。
きっと体温はすれ違って、今の関係は壊れてしまうだろう。
温度の変化なんて、このむらさきいものアイスクリームが溶けてしまうみたいに
あっけないものなんだから。
※距離って、お互いの持ってる温度で違ってくると思いませんか?
だから今回はちょっとその辺を書いてみました。
距離をうまく保つには体温をうまく保つこと、なのかなと。
しかしうまく体温を保つ方法かあ〜。
確かに難しいですよね。
でもお互いこの関係を続けよう!という気持ちを持ち続けている限り
大丈夫なんではないかと。
それにそういう気持ちがなくなって、お互い変わっちゃうんなら、それはそれでいいしね。
だけどさー、一時的にめんどくさくなっちゃったり、気迷ったりして、
温度上げたり下げたりしちゃって、関係がギクシャクしちゃうと後悔するよねー。
何であんなことやっちゃったんだろー!!ってさ。
ずっと友達でいれればよかったのにー!ってさ。
あ、ごめん。
いつの間にか過去の恋バナを後悔する話になっていました。
昔の友達に会うと、ほ〜んと思い出さなくてもいいことも思い出すから困っちゃうね。
アハ。
10/7「輝いてる?」
合同有志会。
いつものごとく連幹は駆けずり回る。
自分としては、もーいっぱいいっぱいな様子を見せているであろう、と思われた。
髪も振り乱してるし、口角下がってるし、きっとメイクも崩れてるでしょ?!
しかし不思議なことになんだかみんなにほめられるのよ!
どこがよかったのかといえば、カッコがよかったんだそうな。
えええええええー!!!!
ウソだろ?
ケイオウの皆さんにはおなじみのおっさんポロシャツにスニーカーのいつものカッコだぜ?
・・・何がよかったのかナゾだー。
でももし万が一本当に、この日私が皆さんにほめられるほどに見えたとしたのなら、
それはきっと連幹という役割があって、夢中でがんばっていたからなのかな〜と思います。
いつも思うんだけど、私は連幹という仕事をやれるほどの能力はないのね、実際のところ。
でも背伸びして頑張ることでどうにかやっている。
連幹という役職に引き上げられてるんだよね。
だからきっとこの日もそういう"連幹マジック"みたいなものに
かかっていたのではないかと思うんですが・・・。
だって結局「あの人おしゃれだなー」言わせしめるものって、
服とかよりもその人の持っている"スタイル"ではないですか?
その服を着こなせる心意気とか、本人の魅力とかさ。
だからこれだけみんなが服に気を使っても、本当におしゃれな人は少ないし、
逆にぜんぜん服に気を使わない人でも、人間的にすごい魅力的だったり、
自分に似合うものをよく知ってたりして、すごく存在感があるかっこいい人だったりする。
深みがあるんですよねー。
そんなもんさ。
そういうことがわかってても、私はやっぱり流行に流されるし、まだ自分に
何が似合うかもわかんないし、もちろん人間としてもまだまだ薄っぺらいので、
間違っても「おしゃれだわ〜」なーんて言われる人ではないわけです。
だからきっとこの日珍しく皆さんにほめていただけたのは、
連幹やってたからだろう〜というわけです。
あんまりほめられるのは苦手なんですが、この日はちょっとうれしかったりした。
自分でも多少満足できるくらいのことができたからね。
ぐふふ。
※余談ですが、メガネをかけ始めてから「連盟のドン小西」と呼ばれる。
うれしくねー。
もひとつ余談ですが、私があまりにも髪形変えたことを気づかれないので
文句言ってたら、私の知らないところでヒラヘラの髪について褒めろ、という指示が
回っていたらしく、何にも知らない1年生から褒められたりした。
くそー!!むかつくっ!
10/6「この道」
天気がよくて、まっすぐな道を歩く。
散歩をするといろいろな発見があって、この道がどこかに続いているということに気づくと
なんだか元気になる。
自分の足がちゃんと地面につながっていることに気づくから?
今はまだどこに辿りつくかわからなくて不安だけれども、きっといつかは
この道が自分をどこかに連れて行ってくれると信じられるから?
道を歩くとなんだか元気になる。
※この日は部屋探しで歩き回っていたのでした。
ほんとにいい天気で、私は生きてる!という感じだった。
実際は睡眠不足でふらふらだったんだけど、そんな切羽詰った、
追い詰められた状況じゃないと、生きている実感が得られないなんて、
私の人生ってなんて薄っぺらいんだろうな〜。
10/4「谷底から這い上がる」
朝方眠ったにもかかわらず7時起きだ。
どうなってんだ?あたしの体内時計は。
むくっと起き上がり、今日は自分のために生きる、と誓う。
よし、美容院にいってやる。
ここんとこの悩みだった、「怖そうなヒラヘラ」を脱却すべくイメチェンだ。
戦闘態勢整え、部屋を飛び出す。
とんがった自分が円くなって帰ってくることを期待して・・・。
※ちなみにどんな髪型にしたかというと、やわらかな雰囲気をかもし出すパーマヘアー。
これでもう文句は言わせねえ、と思っていたのですが、翌日誰も
気づいてくれませんでしたね・・・トホホ。
でもいいの。
美容院にいって元気になったから。
ホント今通っている美容院の人たちはやさしいので居心地がよい。
特に担当の人はエネルギーあふれる人なので、元気を分けてもらう。
あんなに睡眠欲というものをなくしていたのに、髪かまってもらってたら、寝ちゃってたよ。
美容院出るころには髪も変わって、気分もしゃんとしてくる。
帰り道に寄った雑貨屋さんでもうれしい衝動買い。
おいしいご飯も食べる。
やさしい言葉ももらう。
長い一日を終えるとやっと穏やかな気分になって、ネジレ曲がった根性がちょっと直った。
やっぱ女はやわらかくないとな〜と反省しつつ照れ笑い。
10/3「わけわからん日」
考えれば考えるほどねじれてくこともあるもんだ。
そういうことは放っておくに限るのに、悪あがきして、ますますわかんなくなる。
でも考えずにはいられないときもあるよね・・・。
まあそんな日。
※多分いろいろ考えてたんだろうけど、圧倒的な不安に押しつぶされていただけで、
結局何にも考えていなかったような。
何かに乗り移られてたんじゃないの?やっぱり。
自分でもどうにも止めらんなかったもん。
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